Design and All Direction

TOYAMA JAPAN

  • Facebook - White Circle
  • Instagram - White Circle
  • YouTubeの - ホワイト丸

Basketball and Log house cafe | バスケットコート併設ログハウスcafe & Mewship50 公式ホームページ

  • MEWSHIP

DETROITの猛者



自動車産業で栄えたデトロイトはエンジンオイルと肉体労働者の土地だ。

そのためか、チームカラーも都市的なスマートさより土に塗れるような猛々しさが自然と求められる。よりビジネスライクが強まったNBAでピストンズがあまりイケテナイのはそういったチームカラーに悟り世代が上手くハマれないのもあるのかもしれない。

一方80年代のボット・ボーイズ時代は逆にハマりまくり無類の強さを築いた。あれぞ土地のカラー・チームカラー・選手のカラーが噛み合った時に起きる化学反応だろう。シカゴに負けて暫くお休みしたデトロイトだったが、2000年に入ってまたその科学反応が起こる。

分かりやすいスター軍団レイカーズを撃破したのはジャーニーマン軍団。特に注目されたのはドラフト外入団のベン・ウォーレス。彼は大学からアメフトやら野球やらのオファーはあったもののバスケのオファーはさっぱり貰えず、NBAからもドラフトピックされず、それでもNBAを目指しタイトルを獲った男である。


ベンはそもそもアフロを入れて206cmなので推定身長200cmぐらい。211cmがPGをやる現代ならまず欲しがるチームはいないだろう。しかしDFとリバウンドの技術に尋常じゃないものがあった。特にDF。

OFの動きを完全に止めることはバスケットボールでは不可能であり、優れたディフェンダー、特にインサイドマンは如何に「動きにくくさせるか」が重要になってくる。ベンはそれが上手い。


2004年のファイナルではシャックにゴール下まで押し込まれるシーンは何度もあった。しかし決定的な最後の一歩、シュート体制に入るところでベンの技術が発揮されている。

練習通りの気持ちのいい角度でステップを踏ませない。シャックがベンを吹き飛ばし前を向いた瞬間に手元からボールを叩き落とす。吹っ飛ばされながらしっかり叩く。前を向いたときボールがどの位置に来るか完全に読み切っていないとこれは出来ない。

言わずもがな、ベンは先読みの能力が高い。

ハイピックでPGにスイッチした時、スピードのミスマッチで1on1を狙う場合は多々ある。しかしうっかりベンに挑もうものなら、いつまでもしつこく着いてきてパスコースを塞いできたり、ドライブのコースにしっかり入られ抜ききれずに遮二無二シュート。引き剥がせないならPG vs ベンチプレス200kgの化物では状況が悪すぎる。ベンPGの動きについてもかなり研究していたように思う。

またシャックが「ポジション獲ったろ」と思う半歩手前にベンは既にシールの体制に入っている。その段階でやる気が削がれる。そういったメンタルにも負荷を与える細かい動きにも眼が行く。


4度の最優秀守備選手賞に輝いたデトロイトの小さな大男「BIG BEN」

プレーは一見の価値有りです。

#Mewship50 #NBA #basketball #バスケットボール #バスケ #ベンウォーレス #ブログ #BLOG

139回の閲覧